革バッグにカビが生えた時の手入れ方法|原因と安全なカビ取り・予防ガイド
革バッグにカビが生える原因
革バッグは天然素材であり、湿気を吸収しやすい特性を持っています。
そのため、以下の条件が揃うとカビが発生しやすくなります。
- 湿度が60%以上の環境
- 長期間クローゼットに放置
- 雨や汗などの水分が残ったまま保管
- 風通しの悪い密閉空間での保管
革は湿気を吸いやすい一方、乾きにくいため、カビの温床になりやすいのです。
革バッグにカビが生えたときの正しい手入れ手順

まずは屋外で作業を行う
カビ胞子を室内に飛ばさないため、必ず屋外または風通しの良い場所で作業しましょう。
乾いた布でカビを優しく払い落とす
強くこすると革を傷めるので、乾いた柔らかい布で軽く拭き取ります。
マイクロファイバーのクロスがおすすめです。
このとき、水拭きは絶対にしないようにしてください。
水分はカビを悪化させます。
革専用クリーナーを使用
市販の革クリーナーを布に少量含ませ、カビ部分を優しく拭き取ります。
代表的な革クリーナー
- レザー用デリケートクリーム
- 革専用クリーナー
革をしっかり乾燥させる
直射日光は避け、風通しのよい日陰で自然乾燥させます。
強い日差しは革を硬化させてしまいます。
仕上げに保湿クリームを塗る
革はクリーナー後に油分が抜けているため、革専用保湿クリームを薄く塗り、油分バランスを整えます。
薄く塗り、全体に馴染ませることで革の柔軟性と光沢を回復できます。
やってはいけないNGケア

やってはいけないケア方法をまとめました。
- 全体を水拭き:革が膨張・変形し、カビが広がるリスク
- 強力なアルコールや漂白剤:革が変色・硬化
- 直射日光で急速乾燥:革がひび割れる原因
- 研磨剤やメラミンスポンジ:革表面を傷つける
カビ取り後にやるべき「再発防止ケア」
収納前に必ず乾燥させる
水分はカビの最大の原因です。
バッグが濡れた日は、乾いてから収納することを徹底しましょう。
湿気対策
クローゼットに除湿剤やシリカゲルを入れると効果的です。
定期的に風を通す
長期保管する革バッグは、月に1回は外気に触れさせるとカビ予防につながります。
バッグの詰め物を調整
紙や布などでバッグの形を整えつつ、湿気がこもらない自然素材を使いましょう。
カビが深刻な場合はプロに依頼すべき
以下の状態は、自己処理では悪化する可能性があります。
- カビが革の奥まで浸透している
- 白カビだけでなく黒カビが発生
- カラーレザーの色落ちが広範囲
- 高級バッグ(エルメス・ルイヴィトンなど)
専門店では、カビ除去や補色、革の再生ケアなど総合的なメンテナンスが可能です。
関連記事
革バッグにカビが生えた時の手入れ方法|原因と安全なカビ取り・予防ガイド
まとめ
革バッグにカビが生える主な原因は、湿気と不適切な状態での放置です。
しかし、正しい手順で手入れを行えば、革の美しさは取り戻せます。
- 屋外で作業をする
- 乾いた布でカビを落とす
- 革専用クリーナーで除去
- しっかり乾燥
- 保湿クリームで仕上げ
- 湿気対策をして再発防止
以上を守れば、革バッグは長く美しい状態を維持できます。
長谷川製作所では、革素材の選定やOEM製品の開発において、素材の特性を最大限に活かす提案を行っています。
大切な革製品をより長くご愛用いただけるよう、OEMやオリジナル製品の制作をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。
